さて3回目となる秋冬のてぬぐい活用法ですが、
1回目2回目と、寒さ対策でのエマージェンシーキットのようなスタイルを紹介してきました。
1回目
2回目
3回目は、テン泊した時のテントの結露対策。
結露対策って言っても、防止はできず。結露した時に拭くだけなんですけどね。。。
じゃあ対策って言うなし!
でも結露を拭くのにスポーツてぬぐいをすすめる理由、ちゃんとあります。
ポイントは2つ。
①バランスがいい。
②拭いたあとの濡れたやつの処遇
さあどういうことでしょう?
①バランスがいい
山でテントの結露を拭く時、まず前提となることが、
・拭いて絞ってまた拭いてを繰り返せること。
速乾系タオルで結露を拭く時、このことが前提になります。
まあ「水分を拭く」という用途的に被る主なアイテムは某ドライorナノタオル系か、某パックタオル系じゃないかなあって思うんですけど、
・某ドライorナノタオル系
薄い。小さいのが多い。結構すぐびちゃびちゃになりがち。
つまり、拭いて絞ってを繰り返す回数がダントツに多くなる。
いいポイントは、速乾性が高く、乾くのが一番早いってところかな?
一方、
・某パックタオル系
真ん中のね。
生地が厚め。大判もあるので、吸水できる水分量は多い。
大きめを使えば、拭く回数は減らせそう。でも、生地が厚いので乾きにくいんですよね。。
ではスポーツてぬぐいはどうでしょう?
速乾性:ドライ&ナノタオル系 > スポーツてぬぐい > パックタオル系
吸水水分量:パックタオル系 > スポーツてぬぐい > ドライナ&ノタオル系
拭く絞るの回数:パックタオル系 >スポーツてぬぐい > ドライ&ナノタオル系
軽量コンパクトさ:ドライ&ナノタオル系 > スポーツてぬぐい > パックタオル系(サイズによる)
つまり、ドライナノタオル系は軽量さと速乾性に優れ、パックタオルは吸水できる水分量多く拭く絞る回数は少なく出来る
スポーツてぬぐいは、だいたい真ん中。
という意味で、バランスがいいんです。
見せてぬぐいというスタイル
②拭いたあとの濡れたやつの処遇
どういうこと?ってなるかもしれないですけど、僕の中ではこれは結構大きい。
いや、てぬぐい含め先に挙げたタオルとしての用途は、どれも機能性は満たしている。あとは何を優先するかだけ。
問題はね、濡れたやつをどう持ち運ぶかですよ。
濡れたものをポケットやザックに入れたくないじゃないですか。
たぶんそういう理由もあって、パックタオルもドライ&ナノタオル系も専用のケース付いてたりします。
でもケース突っ込むと乾かないですよね。。
かと言ってあの無地のいかにも化繊タオルをぶら下げて歩くのはちょっと、、、うーん。
気にしないって意見もあるでしょうけど(個人の好みです)
ギアとしての機能性は大事だけど、やっぱり使いたくなるアイテムであること、見せたくなるアイテムであることはブランドとして大事にしたかったんです。
ウェアや持ち物に個性やアイデンティティを表現して気分を上げたいじゃないですか。
スポーツてぬぐいはこっちからこうしてくださいって言わなくても、ハイカーさんはこう使ってくれてます。
これなら、見た目もお洒落に、ザックやポケットの中を濡らさず、歩きながら乾かすことができます。
見た目もお洒落に。見た目もお洒落に。
このスタイル、結構オールシーズンで理に叶ってるんですよね。
多用途&おしゃれ。山では大事なポイントです。
前回も言いましたが、寒いとどうしても乾きにくいので、私は秋冬でも3枚ほど持っていきます。
スポーツてぬぐいは1枚47g。3枚で141g
3枚持っても、SOLのエスケープライトヴィヴィくらいじゃないですか奥さん。(再)
次回はてぬぐい1枚で完結する、下山後温泉での具体的な活用法を紹介します!
ここまで読んでくれたあなたに