はじめまして、CHAORASの宮本基広と申します。
CHAORASは2015年に日本手ぬぐいの未来を真剣に考えることから生まれました。
スタートから恵まれたことにA&Fさんやグラミチとのコラボが実現し、BEAMS JAPANとのコラボなどもさせていただけました。それから早いもので3年、この機にブランドサイトを一新することにしました。
スタート時のコラボ商品。(左からA&F、グラミチ、BEAMS JAPAN)
少し私の過去をさかのぼると、私は手ぬぐいの産地である大阪は堺に生まれ、祖父が手ぬぐい・ゆかたなどの木綿の商売をしていたことから2004年から手ぬぐい開発に携わってきたことが今に至るきっかけです。
その間に様々なメーカーがオリジナルブランドを立ち上げ手ぬぐいを作ってきましたが、10数年経った今もデザインの個性を競う布地をキャンパスとした手ぬぐいばかりです。
2005年4月26日 読売新聞朝刊より。 当時から手ぬぐいの魅力を伝えようと必死でした。
私の考える、手ぬぐい本来の価値は実用性です。
実用性のニーズ開発こそが、手ぬぐいがこの先も伝統工芸品としての特異なポジションにとどまらず産業として発展していける道のひとつだと考えています。
CHAORASは、そう言った意味では有難いことに出だしから私の期待以上のものでした。
しかしその初年度の結果を超えることができない事に自問自答してきました。
ひとつの答えは、作ることにばかり集中している・・・
実用性を知ってもらうための活動があまりにも少なかった事にきづきました。
2018年はCHAORASのことCHAORASに関わる人たちのことを交えながら
熱い思いをもっともっと発信していきたいと思います。
CHAORAS / 株式会社スタジオ・ワット
代表取締役 宮本基広