こんにちは。CHAORAS森野です。
これまでも、スポーツてぬぐいのストーリーや使い方、イメージは発信していますが、
アウトドアやスポーツのギアとして使われる場合、やっぱりみなさん気になるのが商品としてのスペック。
実際にフィールドで使う時に、今の時代に求められる機能はちゃんと備えてるの?
という質問にお答えします。
よく聞かれるのが、紫外線対策になるの? ということ。
「首や頭に巻いてファッションのアクセントにも、ということだけど、実際のところ機能はどうなの?」
「首に巻いてお洒落な感じに使えるのは素敵なんだけど、UVカットしてくれるの?」
わっかりました! 調べようじゃありませんか!
一般的にUVカットって、最初からその機能を持たせた化学繊維か、でなければ薬剤を後加工してUVカット機能持たせたりしてますよね。
でも、この薬剤も肌に合わない人は合わないのです。化学繊維も肌の弱い人にとってはダメなケースも。
旧来のてぬぐいの良さである、「肌に優しい」という部分も大事にしたいCHAORASスポーツてぬぐいでは、薬剤によるUVカット加工は施しておりません。
はたして布だけで本当に紫外線カットしてくれるのか。
ユーザーの要望には誠実にお応えしなければなりません。
公的な検査機関に依頼しました。
担当者:
「紫外線カット率ですね~ ふむ、あとUPFの数値ですね、かしこまりました」
「え?特にUV加工なし?」
「布そのもの!?」
正直、特にUV加工していないこの生地だけでも、企画段階から何年も使っている自分の体験として、日焼けを防止してくれているという実感はありました。
1重では心許ないですが、例えば野外で裸になって寝そべって、ふわっとスポーツてぬぐいを上にかける
なんて使い方は想定しておりません。
CHAORASがスポーツてぬぐいで提案している、首に巻いたり掛けたりするときって、自然と2重、3重になって巻いたりしてますもんね。
ですので、実際の使い方を想定して、単純に2枚重ねたときの数値を出してもらいました。
結果です
紫外線遮蔽率 96% / UPF 25
検査機関担当者「公に、紫外線カット効果があるとはっきり言える数値です」
Very Good Protection
ですよねですよね。(ひと安心)
薄手の素材でも織がしっかりしていて生地目が詰まっているので、効果が高いのです。これぞニッポンメイドのなせる業。 国内で生地を織っている一般的な日本製の手ぬぐいでも、同等の効果があると思います。
100均によくある激安てぬぐい(大抵中国産生地)は生地スカスカなのでこうはいきません。
まあ、実際に巻いたら2重どころではないですもんね。複雑にシワシワになるし。
声を大にして言います。
CHAORASスポーツてぬぐい、紫外線カット効果あります。肌の弱い方でも、安心して使えるナチュラルUVカット素材です。
というわけで、皆様これからの日差しの強い季節
安心してお使いください!
何もUV加工していない、てぬぐいの布そのものとしてのUVカット効果を科学的に検証するという前代未聞の試み、無事成功です。
古くから日本人の生活に馴染んで来た便利な実用品であるてぬぐいを、今この時代のニーズに応えるために科学的に調査したという、
CHAORAS的な、過去と今を繋ぐ試みでもありました。
ではまた!